三井物産 タイ合弁会社が洗剤原料LABの生産開始
三井物産は3月31日、同社とタイ石油精製会社タイオイルの100%保有子会社がタイで設立したLABIXが当初計画通り3月から年間10万㌧規模でリニアアルキルベンゼン(LAB)の生産を開始したと発表した。
LABは石油由来の洗剤原料として広く使われており、東南アジア地域における人口増加とともに、安定的な需要の伸びが見込まれている。
同事業の生産設備はタイオイルグループの製油所敷地内に併設されており、LABの原料から製品まで一貫した生産・販売を行う事業としては、東南アジアでは初めてとなる。