阪急不動産・西鉄 ベトナムで海外分譲事業第2弾始動
阪急不動産(大阪市北区)と西日本鉄道(福岡市中央区、西鉄)は4月15日、ベトナム南部の大手住宅デベロッパー、ナムロン インベストメント コーポレーション(ホーチミン市、ナムロン)とともに、ベトナム・ホーチミン市で海外での分譲住宅事業として第2号案件となる「FUJI RESIDENCE(フジレジデンス)プロジェクト」を開始すると発表した。同プロジェクトは分譲マンションおよび分譲戸建住宅の複合開発。海外での戸建住宅事業への参画は両社とも初めて。
総事業費は約1兆3000億ベトナムドン(約65億円)で、計画地はホーチミン市中心街から約12㌔㍍に位置し、敷地面積5万3834平方㍍、総戸数は分譲マンション789戸、戸建住宅84戸を予定。分譲マンションの竣工予定は2017年12月、戸建住宅は第1期が2016年11月、第2期が17年12月。
分譲マンションの名称は「FLORA-FUJI(フローラ フジ)」。同国での第1号案件の「FLORA-ANH DAO(フローラ アンダオ)」と同様、ベトナム国内のアッパーミドル層を主要ターゲットとする。分譲戸建住宅の名称は「VALORA-FUJI(ヴァローラ フジ)」。近年、戸建住宅への需要が高まりつつ富裕層をターゲットとし、洗練されたデザインに統一感のある街並みを形成する。