帝人 太陽電池セル製造で中国DR Laserと戦略的提携

帝人 太陽電池セル製造で中国DR Laserと戦略的提携

帝人(大阪市中央区)は4月20日、中国・武漢市のWuhan DR Laser Technology corp Ltd(以下、DR Laser社)と戦略的提携に合意したと発表した。
両社は、高い技術力を駆使したDR Laser社のレーザー設備と、帝人が世界に先駆けて開発したシリコンナノペーストを組み合わせることにより、変換効率の高い太陽電池セルの製造に向けたレーザードーピング技術確立を目指す。
DR Laser社の本社内に専用のレーザー加工機と印刷機を備えたレーザードーピング試作センターを新設し、同日から本格的に稼働開始した。
太陽電池モジュール市場は、2025年に約8兆円規模に成長すると予想されている。こうした中で市場からは、より効率的な発電を実現する変換効率の高い太陽電池の開発が求められている。