川崎重工 インドネシア150MW級発電設備2基受注
川崎重工は4月25日、台湾の台塑重工から、旭硝子のインドネシア子会社アサヒマス・ケミカル社向けに、発電能力150MW(㍋㍗)級の蒸気タービン発電設備2基を受注したと発表した。
今回受注した設備は、アサヒマス・ケミカル社がインドネシア・バンテン州チレゴンの工場に新設する高効率石炭火力発電設備に設置されるもの。1基目が2017年5月末、2基目が同9月末にそれぞれ出荷する予定。
同工場では苛性ソーダや塩化ビニル樹脂などの生産能力の増強が進められており、高効率発電設備の導入により、電力コストの大幅な削減と環境負荷の低減が図れるものと期待されている。