NEDO インドで製鉄所の最適制御技術実証事業実施
国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は4月28日、インド鉄鋼省・財務相および国営製鉄会社STEEL AUTHORITY OF INDIA LIMITED(SAIL)と共同で、需給の予測と最適化に重点を置き、製鉄所内のエネルギー管理とエネルギーの運用効率を向上させ、年間約11%のトータルエネルギーコストを削減するための「製鉄所向けエネルギーセンターの最適制御技術実証事業」を実施することで合意、基本協定書(MOU)を締結したと発表した。
NEDOはこの事業で、日本の優れた省エネルギー設備のエネルギーセンターをインドの製鉄所に導入し、鉄鋼業界に普及させることにより、大規模な省エネルギーを推進し、世界のエネルギーの需給改善に貢献する。