NEDO インドで省エネCO2排出削減技術導入で実証
国立研究開発法人NEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)は4月28日、インド鉄鋼省・財務省および国営製鉄会社STEEL AUTHORITY OF INDIA LIMITED(SAIL)と共同で、急増するエネルギー需要に対応する省エネ技術として鉄鋼用加熱炉に2台のバーナを1ペアとして交互に切り替えて燃焼する蓄熱バーナ(リージェネレーティブバーナ)を導入、普及するための高性能工業炉実証事業を実施することで合意、基本協定書(MOU)を締結したと発表した。
NEDOは今回の実証による効果として、重油換算で年間210万㍑のエネルギー使用量削減および、年間6,000㌧のCO2排出削減を見込んでいる。