パナソニックが訪日客対応で自動音声多言語翻訳機
パナソニックは5月17日、急増する訪日外国人旅行客に対応し、様々な場面に応じた自動音声翻訳機を開発したと発表した。用途に応じて①メガホンヤク②据え置き型自動音声翻訳機③ペンダント型自動音声翻訳機-の3種類をそろえている。
従来のメガホンと同じ感覚で使える「メガホンヤク」は、日本語でマイクに話しかけるだけで、音声認識・文章解析によって3つの言語に自動で翻訳する。ホテルのフロントや観光案内所など1対1での対面コミュニケーションがメインとなる場所向けには「据え置き型自動音声翻訳機」を用意。また、より機動力が求められる場面には、ウェアラブルタイプの「ペンダント型自動音声翻訳機」が対応する。
これらの音声翻訳端末に共通で採用されている翻訳エンジンは現在、英語、中国語、韓国語、タイ語の4言語をサポートしており、2020年に向けて対応言語をさらに追加していく予定。