丸紅 インドネシア石炭火力発電所の覚書を共同締結

丸紅 インドネシア石炭火力発電所の覚書を共同締結

丸紅は5月17日、韓国の2社、インドネシアの1社の4社が、インドネシア西ジャワ州チレボン地区で開発するチレボン3石炭火力発電所(1,000MW)を共同で開発することに合意し、覚書を締結したと発表した。
同地区には既存のチレボン発電所(出力660MW)および、現在拡張工事中のチレボン2発電所(出力1,000MW)があり、今回合意したのはこの隣接地。パートナーは韓国のKorea Midland Power Co.,Ltd.とSamtan Co.,Ltd.およびインドネシアのPT.Indika Multi Energi Internasional。
インドネシア政府は急激な経済成長に伴い、ひっ迫する電力需要に対応するため、2019年までに約35GW相当の発電設備容量を増強する計画を立てており、官民連携によるIPP事業における海外企業の貢献が喫緊の課題となっている。丸紅およびパートナー各社はインドネシアにおける電力の安定供給を通じて、同国のさらなる経済成長に貢献するため、このプロジェクトの早期実現を目指す。