日立 走行試験で分速1200㍍の世界最高速を達成

日立 走行試験で分速1200㍍の世界最高速を達成

日立製作所は5月27日、中国・広州市の高層ビル「広州周大福金融中心」向けに受注したエレベーターが分速1200㍍(時速72㌔)を記録し、世界最高速度を達成したと発表した。
14日に行った走行試験で世界最高速度を達成した。今秋の稼働に向け、据え付けや調整作業を進めている。広州周大福金融中心は地上111階、地下5階、地上の高さが530㍍の高層ビル。分速1200㍍のエレベーターは1階から95階まで2基据え付けられ、43秒で到達できる。
なお、三菱電機も5月10日、中国・上海市の高層ビル「上海中心大廈」向けに分速1230㍍(時速73.8㌔)のエレベーター技術を開発したと発表している。