車部品の表面処理のアクトメタルが7月から商業生産開始
四輪・二輪車部品などの表面処理を手掛けるアクトメタル(愛知県豊田市)は、7月からインドネシアのジャカルタ近郊で商業生産を開始する。現地法人アクトメタルインドネシアが4月、運営するジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県にあるカラワン工業団地(KIIC)の工場を開所。数億円を投じ、電気亜鉛メッキ加工、カチオン電着塗装設備を整備した。四輪・二輪車の部品メーカーからの受注増を狙い、2014年半ばにはフル稼働させる予定。これにより、2017年3月期には売上高を10億円に引き上げ、日本工場を上回る最大拠点とする考えだ。KIICの工場は敷地面積6500平方㍍、建屋面積1600平方㍍。5年以内に第1棟と同規模の建屋を建設し、加工能力を拡大する計画だ。