旭テック タイ子会社のアルミ事業を7月に分社
鋳造・ダイカスト製品メーカーの旭テック(静岡県菊川市)は5月30日、100%出資のタイ子会社「ASAHI TEC ALUMINIUM(THAILAND)CO.,LTD.」(以下、ATA)のアルミ事業を、7月に「ATA CASTING TECHNOLOGY」(以下、ACT)として分社すると発表した。ACTの資本金は約45億円。
同社では事業部自立をさらに進め、事業ごとの最適なビジネスモデルづくりを通して、競争力のある事業体への変革を目指すことを基本方針としている。この方針のもと、アルミカンパニー事業を支える経営層の育成と強化を図り、5月2日に分社したアルミカンパニー技術部門(国内)であるATAキャスティングテクノロジージャパンとの連携を深め、同事業のグローバル成長戦略を加速させる体制を構築する。