福島県がタイへ桃20㌧輸出 輸送コスト削減に成功
福島県の内堀雅雄知事は5月31日、タイ・バンコクで会見し、7月下旬からタイ向けに福島県産の桃20㌧を輸出すると発表した。前年の約15倍の輸出量となる。バンコク中心部の商業施設「サイアム・パラゴン」など13カ所で、9月中旬まで販売する。
高級商業施設などを運営するザ・モール・グループと協力し、ターゲットとなる富裕層への販売を強化する。従来の空輸から、コンテナ利用による海上輸送への切り替えなど、輸送コストの大幅な削減に成功し、今回の増販につなげた。
販売価格は大玉1個当たり200バーツで、従来の300バーツ前後から約3割引き下げている。