横河電機 ガスパイプライン監視制御システム受注
横河電機(東京都武蔵野市)は6月15日、子会社のヨコガワ・インディア(本社インド・バンガロール)がバングラデシュのGas Transmission Company Limited(以下、GTCL社)から、同社が運営するガスパイプライン設備を更新するプロジェクト向け監視制御システムを受注したと発表した。
GTCL社はバングラデシュの東部に偏在するガス田から、国内各地にガスを供給するガスパイプラインの主要な幹線を所有、運営している。
今回のプロジェクトはガス田の安定供給と効率的な利用を図り、同国の8管区のうち3管区(ダッカ管区、チッタゴン管区、シレット管区)に敷設されているパイプライン設備と監視制御システムの更新を行うもの。このプロジェクトを通じて、2013年実績値で日量4億立方フィート(400MMscfd)のガス流入量を同5.5億立方フィート(550MMscfd)に拡張する計画だ。
プロジェクトのエンジニアリング、機器納入・据付、スタートアップを含むプロジェクトの遂行はヨコガワ・インディアが担う。工期は契約から22カ月。