日本工営 インドネシアで小水力発電事業が始動
日本工営(東京都千代田区)はこのほど、インドネシア現地法人がインドネシア国有電力会社と売電契約を締結し、小水力発電事業が本格的に始動したと発表した。
西ジャワ州ガルット県チカエンガン川において小水力発電の開発権を持つインドネシア現地法人、チカエンガンティルタエネルギー(日本工営90%出資、ジャカルタ市)が、PLNと売電契約を締結。これによりチカエンガン社は水力発電設備の建設に着手し、インドネシア版FIT(固定価格買取制度)を適用した売電事業に本格的に乗り出す。
同事業の設備容量は7.2MW=2基×3.59MW(横軸フランシス型水車)、年間売電量46.7GWh(設備利用率74%)。