天皇陛下「生前退位」の意向 数年内の譲位望まれる

天皇陛下「生前退位」の意向 数年内の譲位望まれる

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子に譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示されていることが分かった。
数年以内に譲位を望まれているといわれ、宮内庁は近く、陛下自らが国内外にお気持ちを表明する方向で調整を進めている。皇室制度を定めた「皇室典範」に、天皇の退位に関する規定はなく、皇室典範の改正を含めた議論が必要となる。
天皇陛下は現在82歳。2012年2月に心臓のバイパス手術を受けた後は宮中祭祀(さいし)を減らす一方、憲法に規定された国事行為や震災などの被災地の慰問、外国元首との会見など多くの公務を続けられている。
関係者によると、陛下には現在健康上の問題はないが、公務を大幅に減らしたり、摂政などの代役を立てたりする形で、天皇の位にとどまることは望まれていない。