日新製鋼 中国・特殊鋼圧延合弁設備起動・営業開始

日新製鋼 中国・特殊鋼圧延合弁設備起動・営業開始

日新製鋼、伊藤忠丸紅鉄鋼およびワージントン社との、中国浙江省平湖市における合弁事業会社、浙江日新華新頓精密特殊鋼有限公司(以下、浙江日新華新頓)はこのほど、設備起動式を執り行い、正式に営業生産を開始した。
浙江日新華新頓の資本金は1億2,400万米㌦、出資比率は日新製鋼55%、伊藤忠丸紅鉄鋼35%、ワージントン社10%。生産能力は年間12万㌧。主要設備は冷間圧延設備1基、焼鈍設備(バッチ式)8基、精整設備(リコイリングライン)1基。
浙江日新華新頓は、成長する中国自動車市場と特殊鋼鋼板需要家のニーズに応えるべく設立。1年半余りの建設期間を経て今回、生産・販売を開始するもの。日新製鋼とワージントン社の製造技術力、販売力、伊藤忠丸紅鉄鋼の現地事業展開ノウハウを生かし、顧客企業のニーズに迅速かつ柔軟に応えていく。