ヤクルト ミャンマーへ進出 18年春生産販売目指す
ヤクルト本社はこのほど、ミャンマーの最大都市ヤンゴン郊外ののティラワ経済特別区で、乳酸菌飲料「ヤクルト」を生産する工場を建設、新規進出すると発表した。10月に工場建設に着手し、2018年春の生産販売を目指す。
同事業を担うミャンマーヤクルトの資本金は225万米㌦。投資額は約49億円を予定。同工場の敷地面積は約2万800平方㍍、建築面積は約7453平方㍍、延床面積は約9045平方㍍。初期の生産能力は日産13万4000本。
同社は現在ASEAN(東南アジア諸国連合)域内10カ国のうち、タイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ブルネイの7カ国でヤクルトを生産、販売している。ミャンマーは未進出の3カ国の中で最大の約5390万人の人口を有し、今後経済成長が見込まれる有望市場だ。