タイ・バンコク都市鉄道パープルラインが開業 東芝
東芝と丸紅は8月8日、出資する共同事業体を通じて2013年に鉄道システム一式を受注したタイ・バンコク市の都市鉄道パープルラインが、8月6日に開業したと発表した。
パープルラインはバンコク市北部から北西方面に23㌔延びる路線で、タイ運輸交通局により日本政府の円借款を活用して建設された。
東芝、丸紅は共同事業体を通じて鉄道システム一式(車両、信号・運転監視設備、変電設備、通信設備など)を供給し、東日本旅客鉄道(JR東日本)と設立した共同事業体で、10年間のメンテナンスを請け負う。
今回採用された車両は、JR東日本グループの総合車両製作所が製造した。バンコク市の都市交通に日本製車両が採用される初めてのケース。