熊谷組 香港で日本企業初 海底トンネルのMOM事業
熊谷組は香港東部海底トンネル(以下、EHC)の管理・運営・保守事業(以下、MOM事業)に参画する。
同社はこれを海外における新ビジネスモデルへの取り組みの一環として位置づけており、日本企業としては香港で初めてのMOM事業への参画となる。これにより、引き続き香港における社会インフラの維持に貢献していく。
事業の対象となるEHCは、香港島クォリーベイ地区と九龍半島チヤコウリン地区を結ぶ全長2.2㌔㍍、片側2車線計4車線の海底道路トンネル。1日あたりの交通量は約7万5,000台で、今後も香港経済を支える大動脈としての役割も期待されている。