コマツ 新対人地雷除去機でラオスの不発弾除去支援

コマツ新対人地雷除去機でラオスの不発弾除去支援

コマツは、認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会」(以下JMAS)との対人地雷除去に関する提携の範囲を拡大し、2008年から取り組んでいるカンボジアおよびアンゴラでのプロジェクトに続き、ラオスにおける不発弾の除去活動の支援を8月から開始した。
今回コマツは、従来のブルドーザーベースとは異なる、油圧ショベルをベースにした「対人地雷除去機(不発弾処理用)」を新たに開発。この不発弾除去機は特殊なバケットを装備しており、硬い金属に覆われている不発のクラスター子弾を破砕することが可能だ。また汎用性が高く、灌木除去や整備作業などにも使用することができる。
コマツは対人地雷除去機(不発弾処理用)のJMASへの無償貸与を通じて、確実で迅速な不発弾除去作業を促進し、ラオスの国土を安全に変えるための支援に努める。