JNC 中国で液晶大型ブレンド設備を導入 3拠点に

JNC 中国で液晶大型ブレンド設備を導入 3拠点に

JNC(東京都千代田区)は、グループ会社の「捷恩智液晶材料(蘇州)有限公司」の液晶ブレンド工場に大型ブレンド設備一式を導入すると発表した。着工は11月、設備完成は2017年5月の予定。
JNCグループは水俣製造所(熊本県水俣市)で液晶化合物を製造し、市原製造所(千葉県市原市)、台南工場(台湾)、蘇州工場(中国)の3拠点で液晶化合物をブレンドし、ディスプレイ用の液晶組成物を生産している。すでに大型ブレンドの技術開発は確立しており、市原製造所、台南工場では装置の設置を完了している。
今回の中国の大型ブレンド設備の導入で、全拠点に大型ブレンド設備を導入することになり、液晶生産効率を上げ製造コスト改善を図り、すべての顧客に安定した供給体制を整える。