東レ タイでPPS樹脂コンパウンド10月から稼働開始

東レ タイでPPS樹脂コンパウンド10月から稼働開始

東レは9月13日、タイのタイ・トーレ・シンセティックス(本社バンコク、以下TTS)の樹脂コンパウンド拠点、バンコク工場でPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂コンパウンドの生産設備を新設すると発表した。約5億円を投じ年間3,000㌧の設備を導入し、10月から稼働開始する予定。
タイはASEAN地区において最大のPPS樹脂需要国だ。タイ現地でのPPS樹脂コンパウンド拠点の設置は同社が初となる。
PPS樹脂は自動車の電装部品、電機・電子機器、OA機器、住設関連部品等に使用され、需要が増大している。