MHPS 比に火力発電「グローバルサービスセンター」
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、フィリピンのマニラ近郊のアラバンに、東南アジア地域を中心とする火力発電事業者を対象としてサービスを手掛ける「グローバルサービスセンター」(GSC)を開設した。
最新のICT(情報通信技術)や、同社が長年にわたり培ってきた火力発電システムについての知見を駆使することにより、リモートモニタリング(遠隔監視)などを通じて、火力発電施設の最適な運転・保守(O&M)を支援する。これとともに、顧客のO&Mエンジニアリングの熟練度を高めるトレーニングにも取り組んでいく。今秋からのサービス提供を予定。
現地では9月16日、同センター開設を記念して来賓を招き開所式典が執り行われた。フィリピン政府からローウェル・バルバ貿易産業次官、在フィリピン日本大使館から石川和秀特命全権大使、東南アジア各国や日本の発電事業者など来賓が多数臨席。同社の西澤隆人社長、石川雅雄常務執行役員らが出席した。