「中期的有望国」インドが3年連続で第1位 JBIC

「中期的有望国」インドが3年連続で第1位  JBIC

国際協力銀行(JBIC)が実施した、わが国製造業企業の海外事業展開の動向に関するアンケート調査によると、①海外生産比率、海外売上高比率は引き続き上昇傾向にあり、それぞれ35.6%、39.6%となった②進出先の「中期的有望国」でインドが3年連続第1位となり、回答企業に占める同国の得票率は5割弱へ再び上昇した③サプライチェーンの課題については、為替リスクの影響を挙げる回答が約6割と最も高かった-などが分かった。
中期的有望国で首位のインドで最も多く挙げられた理由は、現地マーケットの成長性だ。中国が第2位を維持し、得票率は4割強に上昇した。前回、中国と同率第2位のインドネシアは第3位に後退した。