インド・ムンバイ沖に192㍍の世界一の巨大像建立へ

インド・ムンバイ沖に192㍍の世界一の巨大像建立へ

AFP時事によると、インド西部ムンバイ沖の島で12月24日、高さ192㍍の巨大像建立が始まった。建立されるのは17世紀の英雄チャトラパティ・シバージーの像で、2019年に完成予定。
これはモディ首相肝いりのプロジェクトで、完成すれば中国河南省の魯山大仏(128㍍)を大きく上回り、米ニューヨークの自由の女神像の2倍以上の高さとなる。
ただ、ネット上では批判の声があり、巨額の建立費をインフラ整備や教育に振り向けるよう求める運動が広がっている。ちなみにムンバイを州都に持つマハラシュトラ州が投じる建立費は360億ルピー(約620億円)。
チャトラパティ・シバージーはイスラム教のムガル帝国と戦い、ヒンズー教の王国を打ち立てた指導者で、ムンバイの主要鉄道駅や空港に名前が冠されている。