2016年訪日客は2403万9000人 4年連続で最多更新
国土交通省によると、2016年の訪日外国人旅客数は2403万9000人だった。15年の1973万7409人を21.8%上回り、4年連続で過去最高を更新した。国・地域別にみると、中国はじめ韓国、台湾からの訪日客が大きく増えた。
格安航空会社(LCC)を含む航空路線の新増設による大幅な拡充のほか、入国査証(ビザ)の戦略的緩和や消費税の免税品目の拡大などが大きく寄与した。
政府は2020年に訪日客4000万人、2030年に6000万人の目標を掲げている。20年に4000万人の目標について、石井啓一国土交通相は「2015年をベースに年間15%ずつ伸びれば目標達成できる」と語っている。