豊田通商 インド州政府・JBICと工業団地事業で覚書
豊田通商は1月10日付で、インドグジャラート州政府および国際協力銀行(JBIC)と、同国で展開する工業団地事業への取り組みに関する覚書を締結した。
この覚書では豊田通商グループ会社テクノトレンドオートパーク(以下、テクノトレンドオートパーク)が、経済産業省と日本貿易振興機構(JETRO)が支援するマンダル日本企業専用工業団地内に展開するプラグアンドプレイ型貸工場の運営に関し、以下の4つの側面で協力体制を構築する。①豊田通商はこの事業を通じ、日本企業のインド進出・投資の促進を図る②JBICはテクノトレンドオートパークへの出資を通じ、プラグアンドプレイ型貸工場に入居する日本企業の海外事業展開を支援する③インドグジャラート州政府はテクノトレンドオートパークが入居するマンダル日本企業専用工業団地のさらなる開発に従事する④インドグジャラート州政府はテクノトレンドオートパークおよび入居する日本企業に対し、政府への諸手続きの側面からも支援を行う。
これを受け、JBICはテクノトレンドオートパークに対し、最大4億8800万インドルピー(約8億円)を出資する。