トランプ氏「一つの中国」見直し 中国の反発必至

トランプ氏「一つの中国」見直し 中国の反発必至

トランプ米次期大統領は1月13日、米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで、中国と台湾がともに「一つの中国」に属するという中国側の原則について「すべてが交渉対象になる」と語った。
歴代の米政権はこの原則を認めてきたが、トランプ氏はこれまでツイッターで指摘してきた、”元安”へ誘導する為替操作や貿易不均衡について、中国側の譲歩がなければ、見直す可能性を示唆したもの。
今回トランプ氏が大統領就任後、同原則に縛られないことを明言したことで、中国側が反発を強めるのは必至だ。