台湾で同性婚を議論、意見二分も成立ならアジア初

台湾で同性婚を議論、意見二分も成立ならアジア初

台湾の立法院(国会)で、民法を改正し同性婚を認めようとの議論が熱を帯びている。実現すればアジアで初めてとなる。ただ、伝統的な家族観を重視する人たちからは反発が噴出。与党の民進党内も推進派と反対派に割れ、どうなるかはまだ流動的だ。
立法院では2013~14年にも同性婚推進の動きがあったが、広がらなかった。だが2016年政権交代があり、人権や平等に重きを置く民進党政権が発足。蔡英文総統は総統選前に、同性婚支持を表明している。それだけに、同総統は慎重に着地点を探っているが、今回は実現するのではないかとの期待感もあるようだ。