空自機スクランブル過去最多ペース、対中国機が急増

空自機スクランブル過去最多ペース、対中国機が急増

防衛省統合幕僚監部は1月20日、2016年4~12月の航空自衛隊戦闘機の中国機に対する緊急発進(スクランブル)が644回に上ったと発表した。年度を通じて過去最多だった前年度の571回をすでに73回上回る。海洋進出を強める中国の姿を色濃く反映した形となった。
対ロシア、台湾機などを含めた緊急発進は全体で883回で、冷戦期の1984年度に記録した過去最多の944回を大幅に上回るペースとなっている。