スズキ インド・グジャラート全額出資工場稼働

スズキ インド・グジャラート全額出資工場稼働

スズキがインドのグジャラート州アーメダバードに設立した四輪車生産の100%出資子会社「スズキ・モーター・グジャラート(SMG)社」が、同州ハンサルプールに建設していたグジャラート工場が完成し、2月1日から量産を開始する。順次、生産量を引き上げ、最終的には年間生産能力を25万台とする。
SMGは、今後のインド自動車市場の伸長およびインドからの輸出拡大に備えて生産能力を確保するために、スズキとしては初めてとなる全額出資の四輪車生産のための新会社で、2014年3月に設立された。
インド市場で販売シェアNo.1を誇るマルチ・スズキとは別の生産会社とすることで、両社がお互いに切磋琢磨し、インドにおけるスズキ四輪車の生産および品質を向上させていく。
グジャラート工場で生産された車両はマルチ・スズキに供給、「NEXA」店で販売される。生産品種はプレミアムハッチバック「バレーノ」。今後、マルチ・スズキの販売状況を見ながら生産品種を増やしていく予定。