パナソニック タイでエアコン拡充 アジアで事業拡大
パナソニックは急成長するアジアの家庭用エアコン市場のさらなる事業拡大に向け、現地での生産体制を拡充する。
今回、タイにおける需要拡大への対応と販売強化向けて、冷凍・空調用の熱交換器などを生産しているパナソニックアプライアンス冷機デバイス タイの既存建屋を活用して1月からエアコンの生産を開始した。1年目の2017年は約50万台規模の生産を予定しているが、今後需要の増加に応じて規模の拡大を検討していく。同増産工場の所在地はバンコク都心部から約50㌔㍍のナワナコーン工業団地。
パナソニックのアジアにおけるエアコン事業は、グローバルマザー工場のパナソニックアプライアンス エアコンマレーシアを中心に、アジア各製造拠点で現地生産している。