メタウォーター ミャンマーにセラミック膜ろ過装置

メタウォーター ミャンマーにセラミック膜ろ過装置

メタウォーター(東京都千代田区)は、パートナー企業のトレンディーグループから、危機管理能力の向上および災害発生時の緊急対策を目的としたミャンマーで、農業・畜産・灌漑省向け「車載式セラミック膜ろ過装置」を受注した。同装置は3月納入の予定。
同社はトレンディーグループと協力して2014年2月からミャンマー国内で車載式セラミック膜ろ過装置の実証デモンストレーションを継続的に行ってきた。また、2013年9月には厚生労働省から発注された「水道プロジェクト計画作成指導事業」を受託し、現地の水環境および車載セラミック膜ろ過装置のニーズ調査を実施してきた。これらの活動および結果が、今回の受注につながった。
車載式セラミック膜ろ過装置は①災害時の高濁度原水でも安定した水質・水量の浄水を供給できる②膜孔径が0.1μmであるためクリプトスポンジウムをはじめとした大腸菌の細菌類の除去が可能③発電機をトラックに搭載しているため、公共電力がない場所でも運転(浄水処理)が可能-などの特徴がある。