清水建設 ジャカルタの超高層アストラ・タワー上棟
清水建設(東京都中央区)と地元インドネシア企業との共同企業体(JV)により、ジャカルタ最大のビジネス街、スディルマン地区で建設が進められている、同国最高層を競う高さ261.5㍍の超高層「アストラ・タワー」がこのほど上棟した。上棟式は現地で、発注者のアストラ・インターナショナルのプリヨノ社長らを迎え、執り行われた。
アストラ・タワーは、アストラ・インターナショナルの本社ビルとして計画され、高さ261.5㍍、地上47階+塔屋3階、延床面積165万平方㍍。超高層ビルが軒を並べるジャカルタ市の目抜き通り、スディルマン通り沿いに位置しながら、その群を抜く高さにより、すでにランドマーク的な存在になっている。
同社がインドネシア最大の民間建設会社Total Bangun PersadaとのJVで特命で受注。現時点の請負金額は約221億円、契約工期は2014年9月~2018年3月。契約工期を前倒しして、2017年9月の竣工を目指す。