2月の訪日外国人客数最多の7.6%増の203万6000人
日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2017年2月の訪日外国人客数は前年同月比7.6%増の203万6000人で、2月としては過去最高となった。
2016年は2月だった中華圏の春節(旧正月)が1月28日に始まったことに加え、うるう年だった同年に比べ2月の日数が1日少なかったことなどから、全体の伸び率はひとケタにとどまった。
市場別では、韓国、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、米国、カナダ、ドイツ、イタリア、スペインの13市場が2月として過去最高を記録。中でもインドネシアは、50%近い伸びを示し好調が続いている。
3月は日本の広い地域で、桜の開花シーズンを迎えるため、花見を目的とした旅行需要が見込まれる。