奈良先端科学技術大 バンコクにタイオフィス開設
奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)は、タイ・バンコクのカセサート大学工学部キャンパス内に海外教育連携拠点を開設することになり、このほど両大学の学長クラス以下、関係者出席のもと開所式を執り行った。
奈良先端科学技術大学院大学の海外教育連携拠点は、2016年4月に開設されたインドネシア・ボゴール大学に次いで2つ目。
タイのカセサート大学は1943年に創立された同国を代表する研究大学の一つ。奈良先端科学技術大学院大学は2010年3月に学術交流協定を締結して以来、同大学から60名の学生を受け入れてきた。そのうち26名が入学し、これまで14名が修士、8名が博士の学位を取得している。
今後はインドネシアオフィスとともにアジアの拠点として、留学生の募集と選考、指定校との連携、また修了生(同窓生)とのネットワークを深化させる、教育研究のグローバルな展開を目指している。