東芝 テレビ事業の売却検討 トルコ、中国企業が関心

東芝 テレビ事業の売却検討 トルコ、中国企業が関心

経営再建中の東芝が、いぜん赤字が続く国内テレビ事業を売却する方向で検討を始めたことが分かった。こうした動きを受け、トルコ家電大手のベステルや中国の家電家電メーカー数社が関心を示しているもようだ。
売却を検討しているのは、東芝のテレビ事業子会社、東芝映像ソリューション(青森県三沢市)。国内の拠点や雇用、「レグザ」ブランドの維持などを条件に、近く売却額の提案を受け付ける。
売却額は最大で数百億円になる可能性があり、早ければ2017年度中に売却手続きを終えたい考えだ。なお、同社はインドネシアをはじめ海外のテレビ事業はすでに撤退済みだ。