ロームとシンガポールIME AIチップ共同研究で合意
半導体メーカーのローム(京都市右京区)と、シンガポール科学技術研究庁の世界的な研究機関であるマイクロエレクトロニクス研究所(IME)はこのほど、次世代工場向けにセンサーノード上で装置の異常を検知する人工知能(AI)チップの共同研究を行うことで合意した。
この研究では、サーバーで処理していた異常検知アルゴリズムを半導体チップに搭載し、センサー情報をセンサーノード内で処理することで、システム全体の消費電力を大幅に低減するとともに、あらゆる装置に搭載可能な汎用性の高い異常検知機能を提供する。