訪日外国人宿泊者16年は8%増の延べ7088万人

訪日外国人宿泊者16年は8%増の延べ7088万人

国土交通省がまとめた2017年版観光白書によると、2016年の訪日外国人宿泊者数は前年比8%増の延べ7088万人となった。宿泊施設の都道府県別の客室稼働率は大阪府が84%と最も高く、全国平均の60%を大きく上回った。東京都は大阪府に続き79%だった。
都市別にみると、三大都市圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)が4243万人と5%増、それ以外の地方圏が2845万人と13%増となった。地方圏はばらつきが大きく、最も高い四国の伸び率が46%と目立った。宿泊施設別ではシティーホテルを利用する訪日客33%と多かった。