豊田通商 台湾の燃料電池発電開発会社と販売契約
豊田通商は、ガス絶縁用開閉装置(GIS)や発電機などを手掛ける中興電工機械股彬有限公司(本社:台湾・桃園市、以下、中興電工)と、日本市場でのメタノール改質型燃料電池の販売契約を締結した。
メタノール改質型燃料電池は、メタノールから水素を取り出し発電する。そのため、水素と比べ燃料供給、保管が容易であり、すぐに導入することが可能だ。また、中興電工のシステム技術により「省スペース」、メタノール使用燃料電池として「高出力化」に成功している。
豊田通商は中興電工の定置式燃料電池の販売・設置・メンテナンス・燃料供給を行う。携帯電話基地局、浄水場、鉄道駅舎向けには中興電工と豊田通商の間で専売契約を締結する。