サタケ ミャンマー地方都市で精米機器 移動セミナー

サタケ ミャンマー地方都市で精米機器 移動セミナー

精米機器のサタケ(本社:広島県東広島市)は、2016年10月からミャンマーにおける市場シェア拡大のため、販売協力店アディパティ社(本社:ミャンマー・ヤンゴン市)との協同で地方都市部の精米工場の経営者らを対象に、移動展示車を使用した精米機器セミナーを展開している。
今年5月、4回目となるラカイン州内でのセミナーでは、約100人を対象に実演を交えて最新の機器を紹介。製品の特長や品質の高さ、アフターサービス体制をアピールした。サタケは同国の大型精米工場の90%以上に製品を納入しているという。
サタケは2012年からアディパティ社との販売協力を開始。2016年5月には同社のサタケ製品展示販売用ショールームを開設するなどして、主に都市圏での販売機能を強化してきた。こうした一方、新たな取り組みとして同年10月から進めてきたのが、地方都市部での展開。現地精米工場の経営者らを対象に、荷台コンテナに簡易の精米システムを組み込んだ移動展示車によるセミナーを開いている。地域での顧客の多少を問わない、また機械の設置場所を選ばない移動展示車でのセミナーの積極展開により、地方都市部での市場シェア拡大を図る。