ベトナムが南シナ海・南沙諸島で石油掘削事業

ベトナムが南シナ海・南沙諸島で石油掘削事業

ベトナム6月下旬から、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の西側にある「バンガード堆(たい)」と呼ばれる場所の近くで、スペイン企業などとともに、石油掘削事業を開始した。
同国外務省のハン報道官が7月28日の会見で明らかにした。ハン氏は「国連海洋法条約を含む国際法のもと、ベトナムの主権下にある海域での行動」とし、一方的に同海域の管轄権を主張する中国を念頭に、「ベトナムの法的権利を尊重し、南シナ海の平和維持に貢献するよう求める」と語っている。英BBCなどが報じた。