JT 比・インドネシアのたばこ会社を相次ぎ買収

JT 比・インドネシアのたばこ会社を相次ぎ買収

日本たばこ産業(JT)グループは、先のインドネシア企業買収に続き、このほどフィリピンでもたばこ事業を展開する企業の資産を取得することで合意し、契約を締結した。
JTグループは8月初めインドネシアでクレテックたばこ事業を展開するPT.Karyadibya Mahardhika(以下、KDM社)および同社製品の流通・販売を担うPT.Surya Mustika Nusantara(以下、SMNグループ)の全発行株式を6億7,700万米㌦で取得することで合意、契約締結した。
そして今回、フィリピンでたばこ事業を展開するMighty Corporation(以下、MC社)のたばこ事業に係る資産を468億フィリピン・ペソ(約1,048億円)で取得することで合意し、契約締結した。取得する資産には同社が保有する流通販売網、製造設備、製品在庫および知的財産権が含まれている。両社の正式取得手続きはそれぞれ2017年12月期の第4、第3四半期に完了する予定。