三洋化成 タイでポリオールの製造販売で3社合弁

三洋化成 タイでポリオールの製造販売で3社合弁

三洋化成工業(京都市東山区)はタイで展開する、PTT Global Chemical Public Company Limited(以下、PTTGC)および豊田通商とのポリオールの製造・販売に関する合弁契約に調印した。
合弁会社「GC Polyols Co.,Ltd.」(以下、GC Plyols、本社:バンコク)は、タイ・ラヨーン県にあるHemaraj Eastern Industrial Estate内に製造拠点を持つポリオールの製造・販売会社。公称能力はPPG(ポリプロピレングリコール)13万㌧、PPGプレミックス2万㌧となる。2017年9月に建設開始し、2020年のからの商業運転を予定。
GC Polyolsは、PTTグループから競争力ある原料およびユーティリティの供給を受け、三洋化成と豊田通商がそれぞれ持つ製造ノウハウと物流販売網を組み合わせることにより、総合ポリウレタン原料メーカーとしてアジア地区の顧客ニーズに応えていく。