三菱重工G インドネシア向け発電設備147基受注

三菱重工G インドネシア向け発電設備147基受注

三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET、本社:相模原市)は、インドネシア国営電力会社PLN向けにディーゼル発電設備のラインアップMGSシリーズ147基を受注した。
多数の島嶼からなる同国における効果的な分散型電源として活用されるもので、2018年前半にかけてカリマンタン島(19地区)、スラウェシ島(3地区)の22地区で順次、営業運転を開始する予定。
今回受注したのは、MHIETのNGSシリーズでは中核となる「MGS1500C」で、定格出力は1200KW。高速回転のため出力の大きさに比べて、エンジンは小型軽量にまとまっていることから、狭い場所にも多数の発電設備ユニットを設置できるのが大きな特長。営業運転開始後はMHIETが全発電設備について、本社からICT(情報通信技術)の活用による遠隔監視サービスを行う。
MHIETは、2016年3月に三菱重工が100%出資して発足した三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス(本社:川崎市幸区)の100%出資で発足した会社。