日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡HD「カーボンアロイ触媒」世界初の実用化

日清紡ホールディングス(本店:東京都中央区)が開発を進める白金代替触媒「カーボンアロイ触媒」が、Ballard Power Systems Inc.(所在地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー、以下、Ballard社)の燃料電池スタックに採用された。
固体高分子形燃料電池の電極に「非白金触媒」が実用化されるのは世界初。カーボンアロイ触媒を使用したBallard社の燃料電池スタックは2017年12月に販売開始される予定。
カーボンアロイ触媒は、燃料電池の普及を加速させ、その市場をさらに拡充させる可能性を秘めた技術とみられている。