東洋紡 PET世界最大手インドラマ社に重合技術供与
東洋紡(本社:大阪市北区)は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製造で世界最大手、タイのインドラマベンチャーズ(本社:バンコク)、岩谷産業と重合技術・特許についてライセンス契約を締結した。この技術には東洋紡が独自に開発したアルミニウム触媒「TOYOBO GS Catalyst」が使用される。
東洋紡のアルミニウム触媒はレアメタルを使用しておらず、重金属を含まないことで製造した樹脂がリサイクル性に優れていることから、環境負荷低減に貢献する。このほか、全世界に製造拠点を持つインドラマベンチャーズ(インドラマポリマーズ社)とライセンス契約することにより、同触媒法をグローバル展開していくのが狙い。