富士通 中国レノボとPC事業統合で合意 過半出資受け入れ

富士通 中国レノボとPC事業統合で合意 過半出資受け入れ

富士通はパソコン(PC)事業を統合することで、中国レノボグループ、日本政策投資銀行と合意したと発表した。2018年4~6月をめどにPC事業を行う子会社「富士通クライアントコンピューティング」(川崎市)に過半の出資を受け入れ、レノボ主導の合弁会社とする。
出資受け入れ額は合計280億円。富士通のブランド「FMV」や国内の工場、雇用は維持する。富士通はPC子会社株をレノボに51%、日本政策投資銀行に5%譲渡する。残る44%は継続保有する。