住友電工 中国で水処理膜モジュール生産能力増強
住友電気工業(本社:大阪市中央区)は、中国広東省のグループ子会社、中山住電新材料有限公司(以下、ZSH)に設備投資し、水処理膜モジュールの生産設備能力を増強する。近年の環境規制の実効強化を背景に、伸長著しい需要に対応するため、膜モジュールの生産能力を従来の1.5倍以上にあたる年間50万平方㍍まで高める。2018年3月稼働を目指す。
中国では経済発展に伴い水質汚染が深刻な問題となっており、全国の水環境を段階的に改善することを目的に、水汚染防止行動計画(水十条)が掲げられている。