住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山(本社:東京都港区)は、子会社のタガニートHPALニッケル社(所在地:フィリピン・ミンダナオ島、以下THPAL)にクロマイトの回収プラントを建設し、2020年より生産を開始する予定。今回の事業化に関する投資額は3100万米㌦の見込みで、製造能力は年間10万5000㌧(クロマイト量)。
同社はニッケル・コバルトのみならず、スカンジウムやクロマイとなどの副産物を効率的に回収することで、同社ののHPAL技術(高圧硫酸浸出法)のコスト競争力を高める。